ベルクの壁のオブジェたちの物語⑨ 櫟(1)
JR新宿駅東改札出てすぐにある、アンダーグラウンド新宿の入口の様なカフェ「BERG」で、毎月1日に発行されているベルク通信に、毎月寄稿している僕の記事です。
7月号を写真付きでアップします。
ーーーーー
飛騨の人々と櫟の関わりは深いものがあります。
櫟(いちい)の木は一位とも書きます。(くぬぎの木も櫟という同じ字を使います。全然違う木なのにややこしいですね。)これは櫟は位が高く高貴な木だから、ということらしいです。高山の少し南に位山(くらいやま)という山があって、そこには一番高貴な櫟が自生しています。天皇が即位する際持っている笏はこの位山の櫟で、飛騨の職人が作ったものです。
しかし木の位って何なんですかね?木に順位を付けるというのもどうかなあ、と思います。何かの謂れがあるのでしょうけど、、、
その位山の麓に水無神社という神社があります。飛驒の一ノ宮です。御手洗(みたらし)は位山から湧き出た水を引いています。水無神社の、毎年例祭の時に御神幸行列をつくり神様をお連れする御旅所は、飛驒一ノ宮駅の裏手の方にあって小高い丘になっています。丘の上に立つと東に水無神社、そして南に位山が見え、大きなパワーを貰っている気がします。そう言えばこの御旅所UFOの発着点のような、宇宙との交信基地ような形をしています。つづく

水無神社の大鳥居

御手洗は位山の湧き水を引いているそうです

水無神社境内にある8種類程の樹が一つになっている樹 櫟もあったかなあ

水無神社の御旅所 御旅山

御旅山から位山を望む

御旅山はまるでUFOの離着陸場の様

位山スキー場から位山を望む

位山には櫟の木が無数自生している

樹齢約400年のネズコの木 威厳があります

樹齢約1000年の櫟 この風格、まさに位山のドン
7月号を写真付きでアップします。
ーーーーー
飛騨の人々と櫟の関わりは深いものがあります。
櫟(いちい)の木は一位とも書きます。(くぬぎの木も櫟という同じ字を使います。全然違う木なのにややこしいですね。)これは櫟は位が高く高貴な木だから、ということらしいです。高山の少し南に位山(くらいやま)という山があって、そこには一番高貴な櫟が自生しています。天皇が即位する際持っている笏はこの位山の櫟で、飛騨の職人が作ったものです。
しかし木の位って何なんですかね?木に順位を付けるというのもどうかなあ、と思います。何かの謂れがあるのでしょうけど、、、
その位山の麓に水無神社という神社があります。飛驒の一ノ宮です。御手洗(みたらし)は位山から湧き出た水を引いています。水無神社の、毎年例祭の時に御神幸行列をつくり神様をお連れする御旅所は、飛驒一ノ宮駅の裏手の方にあって小高い丘になっています。丘の上に立つと東に水無神社、そして南に位山が見え、大きなパワーを貰っている気がします。そう言えばこの御旅所UFOの発着点のような、宇宙との交信基地ような形をしています。つづく

水無神社の大鳥居

御手洗は位山の湧き水を引いているそうです

水無神社境内にある8種類程の樹が一つになっている樹 櫟もあったかなあ

水無神社の御旅所 御旅山

御旅山から位山を望む

御旅山はまるでUFOの離着陸場の様

位山スキー場から位山を望む

位山には櫟の木が無数自生している

樹齢約400年のネズコの木 威厳があります

樹齢約1000年の櫟 この風格、まさに位山のドン
Posted by
pave
at
21:46
│Comments(
0
)
我楽多市6月 開催中
#我楽多市 開催中です!
今日は一日良い天気(ちょっと良すぎるぐらいですが)たくさんの人たちが #さんまち通り を歩いています。

今日は #ベルクの壁 も登場!

#味まつり もやってますよ。
16時までです。
ぜひ遊びに来て下さい。
今日は一日良い天気(ちょっと良すぎるぐらいですが)たくさんの人たちが #さんまち通り を歩いています。

今日は #ベルクの壁 も登場!

#味まつり もやってますよ。
16時までです。
ぜひ遊びに来て下さい。
Posted by
pave
at
10:46
│Comments(
0
)
明日は我楽多市です
明日は毎月恒例の#我楽多市 です。
#飛騨高山 市内#さんまち通り 路上にて9時から16じまでです。
明日は#木工家 のテントは久しぶりに4張りも建ち賑やかになりそうです。
近くの#体験交流館 の広場で#飛騨の味まつり も開催しています。
お近くの方、高山にお越しの方、是非お立ち寄り下さい!
#田島燃 #たしまねん

#飛騨高山 市内#さんまち通り 路上にて9時から16じまでです。
明日は#木工家 のテントは久しぶりに4張りも建ち賑やかになりそうです。
近くの#体験交流館 の広場で#飛騨の味まつり も開催しています。
お近くの方、高山にお越しの方、是非お立ち寄り下さい!
#田島燃 #たしまねん

ベルクの壁のオブジェの物語⑧ 神輿堂下
JR新宿駅東改札出てすぐにある伝説的なカフェ「ベルク」で毎月発行されているベルク通信に寄稿している文です。
ベルク通信6月号の記事を写真付きで投稿します。
ーーーーー
ベルクの壁のオブジェたちの物語⑧神輿堂下
僕の住む集落の氏神様、朝日白山神社の神輿を納めている神輿堂はかつては神社の本殿として、江戸時代末期にたてられたそうです。明治45年に本殿を新築される際、移築して境内の現在のところにあります。
8年ほど前に屋根を葺き替える際、垂木ごと取り替えるとかで廃棄される古い垂木を、なにか作品を作ろうと思い貰って来ました。江戸時代によく使われていた釿(ちょうな)で加工されている後が見られることなどから、移築の際も変えることなく使ったものと見られます。材質は杉で、恐らく神社の周辺で伐採したものでしょう。
170年以上神輿堂の上に乗っかっていた垂木、表に出ているところは夏目(年輪の柔らかいところ)が風化して深く削れています。虫喰いもいっぱいあり、現代のもあれば多分江戸時代の虫が喰ったものもあるでしょう。
この垂木で多くの作品を作っています。ベルクの壁の作品にも多く使われていて、中には風化したところを残していたり、虫喰いのところを使っていたりもしています。これもいい色合いを出していますよ。



夏目が削られている部分を少し残しました


いつの時代の虫が食べたのか


トンガリくんもあります
ベルク通信6月号の記事を写真付きで投稿します。
ーーーーー
ベルクの壁のオブジェたちの物語⑧神輿堂下
僕の住む集落の氏神様、朝日白山神社の神輿を納めている神輿堂はかつては神社の本殿として、江戸時代末期にたてられたそうです。明治45年に本殿を新築される際、移築して境内の現在のところにあります。
8年ほど前に屋根を葺き替える際、垂木ごと取り替えるとかで廃棄される古い垂木を、なにか作品を作ろうと思い貰って来ました。江戸時代によく使われていた釿(ちょうな)で加工されている後が見られることなどから、移築の際も変えることなく使ったものと見られます。材質は杉で、恐らく神社の周辺で伐採したものでしょう。
170年以上神輿堂の上に乗っかっていた垂木、表に出ているところは夏目(年輪の柔らかいところ)が風化して深く削れています。虫喰いもいっぱいあり、現代のもあれば多分江戸時代の虫が喰ったものもあるでしょう。
この垂木で多くの作品を作っています。ベルクの壁の作品にも多く使われていて、中には風化したところを残していたり、虫喰いのところを使っていたりもしています。これもいい色合いを出していますよ。



夏目が削られている部分を少し残しました


いつの時代の虫が食べたのか


トンガリくんもあります
Posted by
pave
at
00:09
│Comments(
0
)