スポンサーリンク

この広告は一定期間(1ヶ月以上)更新のないブログに表示されます。
ブログ記事の情報が古い場合がありますのでご注意下さい。
(ブログオーナーが新しい記事を投稿すると非表示になります。)



Posted by at

2022年11月01日

ベルクの壁のオブジェたちの物語 ①栗

 秋は実りの季節、栗の美味しい季節ですね。ホクホクして深い味わいの栗、一般的に目にするのは栽培に適した栗の木から収穫された実ですが、山には自生の山栗がいっぱいあります。山栗の実はとても小さくて剥くのに苦労しますが、味は濃厚でとても甘いんです。
 家具などに利用する栗の木は、その山栗を利用します。実に劣らず味わい深い色、個性に富んだ木目をしていて、削るとほんのり栗の実の香りがします。

〈栗の木の板目 複雑な木目が美しい〉

 栗の木は比較的腐りにくく、山の中で倒木した後土に半分埋もれていても使える木が出てきたりします。そんな木が輪を掛けて味わい深い色になっていることがあります。
それで造形したオブジェはベルクの壁の中でもひときわ貫禄を見せています。


〈山中の土に埋もれていた栗の木 木の外側は朽ちていたが、芯の方はしっかりしていて、いい味を出している〉

 壁には色々な木目の栗の木があります。
 貫禄を見せている栗の木をどうぞ見つけてみてください。


QRコード
QRCODE
Sponsored Links
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 3人
プロフィール
pave
pave
田島燃 たしまねん
造形家 家具作家